活動計画
2022年度活動計画
はじめに
2021年度は、止む無きこととはいえ新型コロナウイルス感染症(以下コロナという)禍において緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が幾度となく繰り返され十分な活動が行えなかったと言わざるを得ません。
そして、依然としてその状態から脱し切れない状況で2022年度を迎えています。
基幹労連シニアクラブ(以下シニアクラブという)は、引き続き、会員の命と健康を第一に考えた慎重な活動を行っていくこととします。
さて今期は、シニアクラブの重要な活動である「政策実現運動」を前進させていく上で大きな意味合いを持つ、我々の代弁者を国政に送り出す取り組みである「第26回参議院議員選挙」(2022年7月)が実施されます。
基幹労連は、柳田稔参議院議員秘書という立場を通じて、永年に亘り国政と基幹労連を結ぶ窓口として政策実現運動を支えてくれている「村田きょうこ」氏を候補予定者として擁立し、組織一丸となって支援の取り組みを展開しています。
シニアクラブとしても、今次総会で「村田きょうこ」候補予定者の支援を確認し、基幹労連と共に政策実現活動の進展を期すこととします。
遺憾ながら、再び書面決議方式による総会とならざるを得ませんが、皆さんの真摯なご審議をお願いいたします。
1.組織運営
中央組織においては、年1回の総会、年2回程度の幹事会、月1回程度の三役(連絡)会を中心に、今年度限定の「県本部等退職者の会代表者会議」の実施も含めて組織力の強化・発揮をめざした運営を行っていく。
〇第10回総会も昨年に続いて書面決議方式とせざるを得ず、幹事会を含め2年弱対面の会議が設定できていないことを踏まえ、コロナ感染症の状況次第ではありますが、今年度中に構成組織の代表に参集頂く「県本部等退職者の会代表者会議」の実施をめざすこととし、諸課題への意思結集と活動の一体化を図っていく。
〇諸会議・諸行事(地方ブロック懇談会等)の配置・設定は従前通りを基本とするが、コロナ禍の推移を勘案し持ち回り開催等柔軟に対処する。
2.各県本部退職者組織の組織拡大・強化
コロナ禍十分な活動展開ができなかった事実を直視し、あらためて力を発揮できる組織(共通の課題認識の下で、統一した活動、行動が実効できる組織を作り上げること)への充実をめざす。
〇退職者の会役員間の連絡体制・情報共有化策の充実(ニュース発行、連絡網の整備等)に努める。
〇組織拡大については、引き続きミニマム目標としてきた構成組織執行部と職場役員のOBへの加入呼び掛けを中心に、着実に推進する。
〇役員・幹事会において「女性会員・女性役員の増」をテーマにおき、出来得る対応を検討し、加入につなげる努力を行う。
〇引き続き、「基幹労連中央退職者の会」の各県在住の会員対象未入会OB(産別役員OB、総合諮問会議経験者OB)への入会を働きかける。
3.基幹労中央退職者の会との連携
「基幹労連中央退職者の会」と引き続きしっかりと連携していく。
4.日本退職者連合への対応
日本退職者連合は、産別・関連退職者連合や地方退職者で構成(会員数約76万人)され、連合との連携のもと、退職者を結集する最大組織として「だれもが心豊かに安心して暮らせる社会の実現」に向けて諸取り組みを進めている。シニアクラブとしても、引き続きその運動に参画していく。
〇退職者連合中央における諸会議・行動には、シニアクラブ中央役員を中心に、中央退職者の会・関東圏県本部退職者の協力も得ながら対応していく。
〇退職者連合役員を中心に、シニアクラブの考え方をしっかり反映し、運動に参画していく。
〇各県本部の退職者組織は、可能な限り各地方連合の退職者組織との連携を深め、「だれもが心豊かに安心して暮らせる社会の実現」に向け、協働していく。
5.政策制度・政策実現運動への取り組み
政策制度・政策実現運動については、基幹労連の政策・制度要求をベースに、退職者連合の「年度要求」「春要求」を盾とする諸運動・行動に参画していくとともに、基幹労連の政策実現運動の前進に向け、シニアクラブとしても基幹労連中央・地方において、積極的に連携し、取り組みを展開する。
〇コロナ禍において、再び大きな負担を将来世代に先送りし、脆弱な国の財政はより深刻化し、社会保障のみならずあらゆる社会システムが課題を深めているといえる。
〇日本経済において、我々シニアクラブ世代が永年汗したものづくり産業が、より大きな役割を発揮しなければならず、基幹労連の産業政策・政策制度運動が、さらに重要な取り組みとなっていく。
〇シニアクラブは、中央・地方で展開される基幹労連の政策実現運動と一層連携を強めていく。
6.各種選挙への取り組み
2022年7月に実施される第26回参議院議員選挙において基幹労連が推す「村田きょうこ」候補予定者を国政に送り出すべく、シニアクラブ会員とその関係者・理解者への支援要請を積極的に展開する。
2021年秋に実施必至の第49回衆議院議員選挙(総選挙)においても、緊張感ある政治体制への変革を目指し基幹労連が推薦する候補者を支援していく。
その他の国政選挙、地方自治体選挙への対応は、各県本部の退職者組織の実態に即しながら、基幹労連と連携した取り組みを進める。
〇県本部退職者の会は、現役との連携のもと第26回参議院議員選挙に向けて「村田きょうこ」候補予定者を知ってもらう取り組みを幅広く展開する。
7.シニアクラブニュースの発行
シニアクラブニュースを年6回程度の発行を予定し、情報の共有化に努める。
〇シニアクラブニュースは基幹労連ホームページにも掲載する。
〇各県退職者の会は、シニアクラブニュースを活用し、退職者組織役員やOBの方々に情報を伝えていく。
8.財政の確立
今年度も独自会費の徴収を行わず、前期繰越金と基幹労連よりの助成金500万円によって運営する。